薬物乱用防止講座を行いました。
令和4年10月26日
10月20日、「岐阜ダルク」(薬物依存からの回復を支援するリハビリ施設)の山田興久さん、勇陽子さんから、「薬物・アルコール依存症」についてのお話を聞きました。
講話では、実際に山田さん、勇さんが、ご自身の支援体験をもとに、薬物依存症の怖さを語ってくださいました。「何度、刑務所に収容されても、自分や周りの人がつらい思いをしても、一度薬物に手を出すとやめられなくなってしまう」ことを強く話されました。また、「「自分は大丈夫だ」「自分は薬物に手を染めることがない」と思っていても、ちょっとしたきっかけで手を染めてしまい、自分の意志では止められなくなってしまう。他人事ではない」ことを伝えてくださいました。
生徒たちは、この講話を聴いて、「薬物が身近にやってきたとき、自分の本当にやりたいことは何かを考え、強い意志で断りたい」、「不安や悩みがある場合は、些細なことでも誰かに聞いてもらうようにしたい」などと感想や決意を述べてくれました。
薬物乱用の怖さを知り、自分ごととして考えられるいい機会になりました。